ずっと屋久島の原生林見てみたいなぁと思っていたのですが、うちから気軽に行ける恵那市に原生林がありました!
上矢作にあるアライダシ原生林。ちょろちょろと湧き出る矢作川の水源を口にふくむとおいしい!樹齢500年の貫禄の大木、倒木から芽吹く新たな命、品種が違うのに寄り添い支え合う木々。苔の深い緑。前日の雨を含んだしっとりやわらかい落ち葉のじゅうたん。森のゆったりした大きな優しさ。
すべてを受け入れ、共存する自然の営みを全身で感じ、私も生き返る気持ちがしました!
途中、森の中で瞑想。へぼが乗った朴葉寿司と鮎のおにぎり、手作りの梅干し、炭の遠赤外線でじっくり1時間焼いた頭からさくさく食べられる鮎と五平餅、トマトやナスなど旬のお野菜もいただきました。
日常で忘れていた、自然の営みを思い出す。やっぱり私も自然の一部。その循環の中にいることを体感できた時間だったし、人間の不自然な営みを振り返る機会になりました。
働いて、時間に追われながら仕事をこなし、休日休んで、また働く。労働力としての生き方が染みついた私たちは、自然の一部として生かされる感覚を忘れがちなのかも。
それは高度経済成長を支えた教育が与えた悪い側面なんだろうと。
最近言われる、持続可能性。あの森が教えてくれるような教育をしたらいいんだろうな。
自立と共生を目標にしている家庭科。生活から変えていけることがあるはず。