わたしは、保育園、小学校、中学校、高校(すべて公立)で勤務経験があり、家庭科の先生として働いていたことがありますが、家庭科を教える中で、勉強ができるできないに関わらず誰にでも必要なことなので、興味関心が高いと感じるとともに、生活を扱う大変さも感じていました。

 大変だと思った理由の一つ。数学や国語、英語などほかの科目は指導内容が、ほぼ変わりないのに比べて、家庭科ってどんどん内容が変わってます。生活がどんどん変わっているので必要な力も変わるのは当たり前ですが。

 数学に必要な能力はそんなに変わらないから、教える先生が年配でも若手でも、教える質を保てると思いますが、家庭科を教えていて大変だったのは、ベテランの先生に聞いても、最近生活に欠かせなくなった電子マネーのこと、食に関してもUber Eatsなどの外部サービスのこと、オンラインでの消費者トラブルの手口、3.11以降見直された防災教育、SDGsの視点で考える環境教育のことなど、誰も詳しく答えられません。なのに結構これからを生きるのに大事なことばかりで、一つ一つの領域が一つの科目になるくらい奥が深いものばかり。世界一忙しいと言われる日本の教育現場では、ちゃんと教えようと思えば思うほど学ぶことが多く(もちろん大学では習ってないし)、教材研究にも時間がかかり大変でした。内容は増えても時数は増えず、週1時間でどうやって教えるの?って感じだし。

 時代に合わせて変化する、生活を扱う家庭科の性質上、仕方ないことだと思いますが、教えるべき内容がどんどん変わってて、ベテランも若手も未来の生活に必要な力を十分に教えられてないんじゃない?って思ってました。(少なくとも私が勤めていた公立小、中、高では)

 それって、これからを生きるための生活力を、誰も十分につけてあげられてないってことですよね。

 もちろん授業ですべてを教えられなくても、意味はあると思うし、本来そういう能力は家庭で養っていく側面もあるのですが、拡大家族が減って、核家族、単身世帯が増え、生活能力や育児などを受け継ぐ機会も減ってる。また、高齢者が利用したことないオンラインのサービスや電子マネーなどもあり、金融の状況もだいぶ昔とは違って、教えようにも教えられる人が少ないし、高齢者自身、いろいろな不便を感じていることもあるでしょう。

 生活って一番大事なのに、今後心配だなと思ってしまいました。

 そこで、わたしの独断と偏見で、みらいに必要なカテイカを考えてみようと思い、このブログ「みらいのカテイカ」をはじめました!元教師として、先生の働き方や、趣味のダンスや料理についても書いていけたらと思っています。ご興味ある方はぜひご覧ください~。

 

  • これから必要な家庭科の力を具体的に考えてみた!
  • アライダシ原生林に行って思ったこと
  • 幸せの感性♡
  • いま必要な家庭科って?みらいを生きるために必要なカテイカにアップデートが必要じゃない?
  • 生活が変われば家庭科も変わる ~家庭科の歴史~
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